トップ
>
良人
>
うちの
ふりがな文庫
“
良人
(
うちの
)” の例文
何だとさ、学校じゃあ、
皆
(
みんな
)
がもう
良人
(
うちの
)
に、(ちょいとこさ)と謂う
渾名
(
あだな
)
を附けて、蔭じゃあ、そうとほか言わないそうだよ。
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「あの、お前さんたち、感違えをしちゃあ困りますよ。あたしゃこの先のお
店
(
たな
)
のもので、あれ、あそこへ
良人
(
うちの
)
が迎えに出てるじゃありませんか」
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「やはり
仁左衛門
(
まつしまや
)
にしとくなはれ、あの人やと
良人
(
うちの
)
も知つてますよつてな……」
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
新学士に是非と云って、
達引
(
たてひ
)
きそうな朋輩はないか、と
煩
(
うるさ
)
く尋ねるような英吉に、
厭
(
いや
)
なこった、
良人
(
うちの
)
が手を
支
(
つ
)
いてものを言う大切なお嬢さんを、とお蔦はただそれだけでさえ
引退
(
ひっさが
)
る。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そやけど、
私
(
わて
)
はもう先のない
身体
(
からだ
)
だすやろ、
冥途
(
あのよ
)
で
良人
(
うちの
)
に会うて、
忰
(
せがれ
)
は
名前替
(
なまへがへ
)
に誰に口上言うて貰ふたんやと訊かれた時、成駒屋はんやでは
良人
(
うちの
)
が知りまへんやろ、あの人は一
代
(
だい
)
俳優
(
やくしや
)
だすよつて……。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“良人”の意味
《名詞》
良い人。
妻から見た夫。
(出典:Wiktionary)
良
常用漢字
小4
部首:⾉
7画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“良人”で始まる語句
良人操縱
良人宅
良人学校
良人操縦法