“仁左衛門”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にざえもん66.7%
にざゑもん22.2%
まつしまや11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌春はぎから博多はかたへ渡って薩藩亡命北条右門だの、平野国臣ひらのくにおみだの同志と逢い、帰京後京都の山口薫次郎、小泉仁左衛門にざえもん、松坂屋清兵衛、大和の豪家村島長兵衛父子
志士と経済 (新字新仮名) / 服部之総(著)
尾崎法相の生活は西園寺陶庵侯のそれと比べて技巧がいかにもわざとらしい。中村鴈治郎がんぢらうの生活は片岡仁左衛門にざゑもんや市村羽左衛門うざゑもんのそれと並べてみると、技巧が著しく目に立つ。
「成駒屋も正直やなあ、あれが仁左衛門まつしまややつて見なはれ、稽古にかゝつてから、そない語り口やと乃公わしが出られへんと小言かすを食はせて、あべこべに雲の方から謝らせまんがな。」