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仁左衛門
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にざえもん
ふりがな文庫
“
仁左衛門
(
にざえもん
)” の例文
翌春
萩
(
はぎ
)
から
博多
(
はかた
)
へ渡って薩藩亡命北条右門だの、
平野国臣
(
ひらのくにおみ
)
だの同志と逢い、帰京後京都の山口薫次郎、小泉
仁左衛門
(
にざえもん
)
、松坂屋清兵衛、大和の豪家村島長兵衛父子
志士と経済
(新字新仮名)
/
服部之総
(著)
下町の
粋
(
いき
)
と云われる茶屋の板前に感心して見たり、
仁左衛門
(
にざえもん
)
や
鴈治郎
(
がんじろう
)
の技巧を賞美したり、
凡
(
す
)
べて在り来たりの都会の歓楽を受け入れるには、あまり心が
荒
(
すさ
)
んでいた。
秘密
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
席亭
(
せきてい
)
へも以前は
小
(
こ
)
さんなど好きでよく行きましたが、近頃は少しも参りません。芝居は仕事の関係上、月に二つ三つはかかしませんが、男優では、
仁左衛門
(
にざえもん
)
と
鴈次郎
(
がんじろう
)
が好きな
様
(
よう
)
です。
岡本一平論:――親の前で祈祷
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
茶臼山より
庚申堂
(
こうしんどう
)
に備えたる真田勢を一気に斬り崩し、左衛門尉幸村をば西尾
仁左衛門
(
にざえもん
)
討ち取り、
御宿越前
(
みしゅくえちぜん
)
をば野本
右近
(
うこん
)
討ち取り、逃ぐる城兵の後を慕うて、仙波口より黒門へ押入り旗を立て
忠直卿行状記
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
現今
(
いま
)
の左団次の伯父さんの中村
寿三郎
(
じゅさぶろう
)
や、
吉右衛門
(
きちえもん
)
のお父さんの時蔵や、昨年死んだ
仁左衛門
(
にざえもん
)
が
我当
(
がとう
)
のころや、
現今
(
いま
)
の仁左衛門のお父さんの
我童
(
がどう
)
や、
猿之助
(
えんのすけ
)
のお父さんの
右田作
(
うたさく
)
時代、みんな、芸も
旧聞日本橋:24 鬼眼鏡と鉄屑ぶとり(続旧聞日本橋・その三)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
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矢田の百姓で
仁左衛門
(
にざえもん
)
と申すものの口から出たということ。
顎十郎捕物帳:10 野伏大名
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“仁左衛門(
山田長政
)”の解説
山田 長政(やまだ ながまさ)は、江戸時代前期にシャム(現在のタイ)の日本人町を中心に東南アジアで活躍した人物。通称は仁左衛門(にざえもん)。
(出典:Wikipedia)
仁
常用漢字
小6
部首:⼈
4画
左
常用漢字
小1
部首:⼯
5画
衛
常用漢字
小5
部首:⾏
16画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
“仁左”で始まる語句
仁左