トップ
>
申達
ふりがな文庫
“申達”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しんたつ
80.0%
しんだつ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんたつ
(逆引き)
一通り取調べて奉行附の用人へ
申達
(
しんたつ
)
して、吟味与力へ引渡し、
下調
(
したしらべ
)
をいたします、これが只今の予審で、それから奉行へ申立てゝ本調になるという次第でございます。
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と、伯耆守から
申達
(
しんたつ
)
した老中の報告を聞いて、暫く、感動の中に脣をむすんでいたという。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
申達(しんたつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
しんだつ
(逆引き)
先年某濱奉行
勤役中
(
きんやくちう
)
にて
笈摺
(
おひづる
)
笠
(
かさ
)
衣類は
缺所藏
(
けつしよぐら
)
の二階の
隅
(
すみ
)
へ上置候へば
當時
(
たうじ
)
の濱奉行
淺山
(
あさやま
)
權
(
ごん
)
九郎へ申談じ差上申べしと
其旨
(
そのむね
)
濱奉行へ
申達
(
しんだつ
)
し右の品々を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
申達
(
しんだつ
)
せらるゝに伊豆守殿も
捨置
(
すておか
)
れずと御
評議
(
ひやうぎ
)
の上小石川
御館
(
おやかた
)
へ此段申上られける
此時
(
このとき
)
中納言綱條卿
思召
(
おぼしめさ
)
るゝ樣奉行越前
病氣
(
びやうき
)
屆
(
とゞけ
)
致せしは自ら紀州表へ
取調
(
とりしらべ
)
に參し者か
但
(
たゞし
)
は家來を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
申達(しんだつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“申達”の意味
《名詞》
上級官庁から下級官庁へ文書により命令を通知すること。
(出典:Wiktionary)
申
常用漢字
小3
部首:⽥
5画
達
常用漢字
小4
部首:⾡
12画
“申”で始まる語句
申
申上
申訳
申刻
申出
申分
申立
申候
申込
申付
“申達”のふりがなが多い著者
作者不詳
三遊亭円朝
吉川英治