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申達
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しんたつ
ふりがな文庫
“
申達
(
しんたつ
)” の例文
一通り取調べて奉行附の用人へ
申達
(
しんたつ
)
して、吟味与力へ引渡し、
下調
(
したしらべ
)
をいたします、これが只今の予審で、それから奉行へ申立てゝ本調になるという次第でございます。
名人長二
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と、伯耆守から
申達
(
しんたつ
)
した老中の報告を聞いて、暫く、感動の中に脣をむすんでいたという。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
要するに、登子の行方は、
皆目
(
かいもく
)
不明というしかない。——さればとて、生死なにかの確証でもあげぬかぎり、たんに「……わかりません」とは、都の高氏へ
申達
(
しんたつ
)
のしようもなかった。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、侍側から
申達
(
しんたつ
)
した。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“申達”の意味
《名詞》
上級官庁から下級官庁へ文書により命令を通知すること。
(出典:Wiktionary)
申
常用漢字
小3
部首:⽥
5画
達
常用漢字
小4
部首:⾡
12画
“申”で始まる語句
申
申上
申訳
申刻
申出
申分
申立
申候
申込
申付