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手疵
ふりがな文庫
“手疵”の読み方と例文
読み方
割合
てきず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てきず
(逆引き)
しかし、君、僕だつて左様冷い人間ぢや無いよ。
他
(
ひと
)
の
手疵
(
てきず
)
を負つて苦んで居るのを、
傍
(
はた
)
で観て
嘲笑
(
わら
)
つてるやうな、
其様
(
そん
)
な残酷な人間ぢや無いよ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
それで型の如く、年頃、恰好、着類、所持の品、
手疵
(
てきず
)
の様子を調べた上に、改めて宇治山田の米友に向いました。
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
僕の胸にはいかなる
手疵
(
てきず
)
をこうむってもいいから、このことはけっして彼女に打ち明けまいと思った。
世界怪談名作集:17 幽霊の移転
(新字新仮名)
/
フランシス・リチャード・ストックトン
(著)
手疵(てきず)の例文をもっと
(10作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
疵
漢検1級
部首:⽧
10画
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