“向疵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むかふきず50.0%
むこうきず50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
緩端(えんばた)に平伏(へいふく)したる齋藤茂頼、齡七十に近けれども、猶ほ矍鑠(くわくしやく)として健(すこ)やかなる老武者(おいむしや)、右の鬢先より頬を掠(かす)めたる向疵(むかふきず)に、栗毛(くりげ)の琵琶(びは)股(もゝ)叩いて物語りし昔の武功忍ばれ
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
あんまり兼の笑い顔が恐ろしかったので……額(ひたい)の向疵(むこうきず)までが左右に開(ひら)いて笑ったように見えたので……。
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)