“老武者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おいむしゃ66.7%
おいむしや16.7%
ふるつわもの16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(あの源氏の老武者おいむしゃですら、これほどのことを、やったではないか)ということは、諸国に潜伏している源氏の者を、はなはだしく強くった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
父は左衞門茂頼もちよりとて、よはひ古稀こきに餘れる老武者おいむしやにて、壯年の頃より數ヶ所の戰場にて類稀たぐひまれなる手柄てがらを顯はししが、今は年老たれば其子の行末を頼りに殘年を樂みける。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
鳧さんは又○○紡績の人事課を背負って立つ老武者ふるつわもの、首を切るのが半商売の人だ。何方も役者が好い。
負けない男 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)