“突疵”の読み方と例文
読み方割合
つききず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
露地の出口のどぶの中、さして深くもない中に、横倒れにはまって死んでいたのは茶缶婆ちゃかんばばあで、胸に突疵つききずがある。さては赤熊が片附けた。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
しよあるいてはなしはしてもたらうなれど、られたは後袈裟うしろげさ頬先ほうさきのかすりきず頭筋くびすぢ突疵つききずなど色々いろ/\あれども、たしかにげるところられたに相違さういない、ひきかへてをとこ美事みごと切腹せつぷく
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
何方なりやとたづねるにほゝよりくちまで一ヶ所二のうで四寸ばかり突疵つききず之あり兩處りやうしよともにぬひ候と申ければ夫にて分明わかりたりとて其段そのだんたてしかば大岡殿どの暫時ざんじかんがへられ非人小屋ひにんごや又は大寺のえんの下其ほか常々つね/″\人のすま明堂あきだうなどに心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)