気息いきづ)” の例文
旧字:氣息
彼女の胸は、ふんわりと気息いきづいていて、その深々とした落着きは、波紋をうけつけぬ隠沼こもりぬのように思えた。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)