トップ
>
隠沼
ふりがな文庫
“隠沼”の読み方と例文
旧字:
隱沼
読み方
割合
こもりぬ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こもりぬ
(逆引き)
彼女の胸は、ふんわりと
気息
(
いきづ
)
いていて、その深々とした落着きは、波紋をうけつけぬ
隠沼
(
こもりぬ
)
のように思えた。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
万葉集などによく出て来る「
隠沼
(
こもりぬ
)
」といふやうな感じである。私は、なぜだか、その時、弘前を、津軽を、理解したやうな気がした。この町の在る限り、弘前は決して凡庸のまちでは無いと思つた。
津軽
(新字旧仮名)
/
太宰治
(著)
しろがねの、
月代
(
つきしろ
)
の霜さゆる
隠沼
(
こもりぬ
)
は
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
隠沼(こもりぬ)の例文をもっと
(4作品)
見る
隠
常用漢字
中学
部首:⾩
14画
沼
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
“隠”で始まる語句
隠
隠匿
隠岐
隠蔽
隠密
隠袋
隠家
隠居
隠遁
隠棲
“隠沼”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
上田敏
石川啄木
太宰治