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けはい
ふりがな文庫
“けはい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
気勢
48.5%
気配
42.6%
気色
4.8%
気息
1.0%
気合
1.0%
氣勢
1.0%
光景
0.3%
景色
0.3%
氣配
0.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
気勢
(逆引き)
忍野郷
(
しのぶのごう
)
を出外れるともう釜無の岸であった。土手に腰かけて
一吹
(
いっぷく
)
した。それから
四辺
(
あたり
)
を見廻したが、人の居るらしい
気勢
(
けはい
)
もなかった。
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
けはい(気勢)の例文をもっと
(50作品+)
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気配
(逆引き)
太陽はぎらぎら輝きながら、
虚
(
むな
)
しい速度で回転していた。その大空の何処かを、鋭く風を切って、飛行機が近づいて来る
気配
(
けはい
)
があった。
桜島
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
けはい(気配)の例文をもっと
(50作品+)
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気色
(逆引き)
窓からでも男を逃す工夫をしているのではあるまいかと、私は真っ暗な鍵穴に眼を付けて室内の
気色
(
けはい
)
に耳を澄ませてみた。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
けはい(気色)の例文をもっと
(14作品)
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▼ すべて表示
気息
(逆引き)
糸七の気早く足へ掛けたバケツの水は、南瓜にしぶいて、ばちゃばちゃ鳴るのに、障子一重、そこのお京は、
気息
(
けはい
)
もしない。はじめからの様子も変だし、消えたのではないか、と足首から背筋が冷い。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
けはい(気息)の例文をもっと
(3作品)
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気合
(逆引き)
仕方がなく滝本が、庭をまはつて見ると、窓は閉つてゐたがカーテンに隙間があつたので、
気合
(
けはい
)
を窺ふと、百合子は、ベツドに突ツ伏してゐた。床に膝を突いて——。
南風譜
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
けはい(気合)の例文をもっと
(3作品)
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氣勢
(逆引き)
直ぐにその塲からでも
何方
(
いづれ
)
かゞこの家を離れゆくと云ふ
氣勢
(
けはい
)
をはつきりと見せ得る男であつた。そこには男が特にみのる一人に對して考へてゐる樣な愛なぞは微塵も挾まれなかつた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
けはい(氣勢)の例文をもっと
(3作品)
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光景
(逆引き)
奥座敷へ入ッて聞いていると、やがてお鍋がお勢の
側
(
そば
)
まで来て、ちょいと立留ッた
光景
(
けはい
)
で「お待遠うさま」という声が聞えた。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
けはい(光景)の例文をもっと
(1作品)
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景色
(逆引き)
すなわちこれは夕暮に際して特に眼をひいた花の
景色
(
けはい
)
、花の風情を愛でたものとみればよろしい。
植物一日一題
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
けはい(景色)の例文をもっと
(1作品)
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氣配
(逆引き)
蜂
(
はち
)
はそれにとまつて
暫
(
しばら
)
く
夫
(
をつと
)
の
氣配
(
けはい
)
を
窺
(
うかゞ
)
つてゐるらしかつたが、それが
身動
(
みうご
)
きもしないのを
見
(
み
)
ると、
死骸
(
しがい
)
を
離
(
はな
)
れてすぐ
近
(
ちか
)
くの
地面
(
ぢべた
)
に
飛
(
と
)
び
降
(
お
)
りた。
画家とセリセリス
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
けはい(氣配)の例文をもっと
(1作品)
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