“濡(うるほ)” の例文
蓮太郎は其様(そん)なことゝも知らないで、さも/\甘(うま)さうに乾いた咽喉(のど)を濡(うるほ)して、さて種々(さま/″\)な談話(はなし)に笑ひ興じた。就中(わけても)、丑松がまだ紙鳶(たこ)を揚げたり独楽(こま)を廻したりして遊んだ頃の物語に。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)