トップ
>
濡髪
ふりがな文庫
“濡髪”の読み方と例文
旧字:
濡髮
読み方
割合
ぬれがみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぬれがみ
(逆引き)
濡髪
(
ぬれがみ
)
をかぶつて
私
(
わたし
)
の
頬
(
ほゝ
)
ん
処
(
とこ
)
へくつゝいたから、
唯
(
たゞ
)
縋
(
すが
)
り
着
(
つ
)
いてじつと
眼
(
め
)
を
眠
(
ねむ
)
つた[「眠つた」に「ママ」の注記]
覚
(
おぼえ
)
がある。
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
肩に垂れた
濡髪
(
ぬれがみ
)
からも、また、茂みを吹く風のように、
衣摺
(
きぬず
)
れの音でも立てそうな体毛からも、それはまたとない、不思議な炎が燃え上がっているのだ——緑色の髪の毛。
紅毛傾城
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
濡髪
(
ぬれがみ
)
のほつれへ手をやりながらいうと、小姓の蘭丸は、うしろへすり寄って
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
濡髪(ぬれがみ)の例文をもっと
(6作品)
見る
濡
漢検準1級
部首:⽔
17画
髪
常用漢字
中学
部首:⾽
14画
“濡”で始まる語句
濡
濡衣
濡縁
濡手拭
濡色
濡鼠
濡羽
濡々
濡手
濡須
“濡髪”のふりがなが多い著者
与謝野寛
小栗虫太郎
上田敏
北原白秋
与謝野晶子
吉川英治
泉鏡花