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天工
ふりがな文庫
“天工”の読み方と例文
読み方
割合
てんこう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てんこう
(逆引き)
ちはやぶる神の昔、
大山
(
おおやま
)
つみのなせるわざにや。
造化
(
ぞうか
)
の
天工
(
てんこう
)
、いずれの人か筆を
揮
(
ふる
)
い
詞
(
ことば
)
を尽さん、
云々
(
うんぬん
)
。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
されば
郷
(
がう
)
屋敷田畝
(
やしきたんぼ
)
は
市民
(
しみん
)
のために
天工
(
てんこう
)
の
公園
(
こうゑん
)
なれども、
隱然
(
いんぜん
)
(
應
(
おう
)
)が
支配
(
しはい
)
する
所
(
ところ
)
となりて、
猶
(
なほ
)
餅
(
もち
)
に
黴菌
(
かび
)
あるごとく、
薔薇
(
しやうび
)
に
刺
(
とげ
)
あるごとく、
渠等
(
かれら
)
が
居
(
きよ
)
を
恣
(
ほしいまゝ
)
にする
間
(
あひだ
)
は
蛇くひ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
急峻
(
きゅうしゅん
)
で、
大樹
(
たいじゅ
)
と
岩層
(
がんそう
)
が、
天工
(
てんこう
)
の
奇
(
き
)
をきわめているから、
岳中
(
がくちゅう
)
自然
(
しぜん
)
と
瀑布
(
ばくふ
)
や
渓流
(
けいりゅう
)
がおおい。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
天工(てんこう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“天工”の意味
《名詞》
自然の仕業。
(出典:Wiktionary)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
工
常用漢字
小2
部首:⼯
3画
“天”で始まる語句
天
天井
天鵞絨
天狗
天晴
天幕
天窓
天気
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