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浮薄
ふりがな文庫
“浮薄”の読み方と例文
読み方
割合
ふはく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふはく
(逆引き)
椎
(
しひ
)
の木はこのつつましさの為に我我の親しみを呼ぶのであらう。又この憂鬱な影の為に我我の
浮薄
(
ふはく
)
を戒めるのであらう。
わが散文詩
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
都会
(
とかい
)
が、いたずらに
華美
(
かび
)
であり、
浮薄
(
ふはく
)
であることを
知
(
し
)
らぬのでない。
自分
(
じぶん
)
は、かつて
都会
(
とかい
)
をあこがれはしなかった。けれど、
立身
(
りっしん
)
の
機会
(
きかい
)
は、つかまなければならぬ。
空晴れて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
派手も明るさも、平家の人々が
纏
(
まと
)
った
浮薄
(
ふはく
)
とはちがう。
繊弱
(
せんじゃく
)
ではない。いたずらに
贅
(
ぜい
)
でもない。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
浮薄(ふはく)の例文をもっと
(6作品)
見る
“浮薄”の意味
《名詞》
浮薄(ふはく)
浅はかで軽々しいこと。
人情が薄いこと。軽薄。薄情。
(出典:Wiktionary)
浮
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
“浮”で始まる語句
浮
浮世
浮標
浮々
浮雲
浮彫
浮気
浮木
浮腫
浮上
検索の候補
軽佻浮薄
軽躁浮薄
薄浮彫
浮華軽薄
“浮薄”のふりがなが多い著者
樋口一葉
伊藤左千夫
菊池寛
吉川英治
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小川未明