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『わが散文詩』
ふりがな文庫
『
わが散文詩
(
わがさんぶんし
)
』
秋夜 火鉢に炭を継がうとしたら、炭がもう二つしかなかつた。炭取の底には炭の粉の中に、何か木の葉が乾反つてゐる。何処の山から来た木の葉か?——今日の夕刊に出てゐたのでは、木曾のおん岳の初雪も例年よりずつと早かつたらしい。 「お父さん、お休みな …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
薫
(
かほ
)
微笑
(
びせう
)
祖父
(
おほぢ
)
香
(
かう
)
下
(
おろ
)
明
(
めい
)
後
(
うし
)
一炷
(
いつしゆ
)
前
(
まへ
)
後
(
ご
)
装束
(
しやうぞく
)
戯
(
たはむ
)
水田
(
すゐでん
)
画
(
ゑ
)
白茶
(
しろちや
)
笑
(
ゑ
)
老
(
お
)
今日
(
けふ
)
円卓
(
テエブル
)
冷
(
ひ
)
前
(
ぜん
)
布
(
ぬの
)
煽
(
あふ
)
一徹
(
いつてつ
)
一遍
(
いつぺん
)
丁度
(
ちやうど
)
下
(
くだ
)
両肘
(
りやうひぢ
)
何
(
なん
)
供
(
そな
)
円光
(
ゑんくわう
)
匀
(
にほひ
)
受胎
(
じゆたい
)
咄嗟
(
とつさ
)
啣
(
くは
)
女人
(
によにん
)
妓院
(
ぎゐん
)
履脱
(
くつぬ
)
後
(
のち
)
御召
(
おめ
)
御意
(
ぎよい
)
木
(
こ
)
朱塗
(
しゆぬり
)
椎
(
しひ
)
樟脳
(
しやうなう
)
檞
(
かし
)
油画
(
あぶらゑ
)
注
(
そそ
)
洋傘
(
かうもり
)
画師
(
ゑし
)
白衣
(
びやくえ
)
粉
(
こな
)
結
(
むす
)
脇差
(
わきざ
)
芭蕉
(
ばせを
)
華奢
(
きやしや
)
西窓
(
にしまど
)
鎧
(
よろ
)
静脈
(
じやうみやく
)
頁
(
ペエジ
)
香炉
(
かうろ
)
鼻翼
(
びよく
)
一人
(
ひとり
)
下駄
(
げた
)
乾反
(
ひぞ
)
亦
(
また
)
今年
(
ことし
)
仮綴
(
かりとじ
)
何処
(
どこ
)
何時
(
いつ
)
兎
(
と
)
其処
(
そこ
)
刷
(
は
)
勿論
(
もちろん
)
北風
(
きたかぜ
)
博多
(
はかた
)
叮嚀
(
ていねい
)
呉須
(
ごす
)
嗅
(
か
)
垂
(
た
)
培
(
つちか
)
塞
(
ふさ
)
外
(
ほか
)
夜
(
よ
)
夜寒
(
よさむ
)
天草
(
あまくさ
)
容子
(
ようす
)
寧
(
むし
)
小紋
(
こもん
)
履
(
は
)
岳
(
たけ
)
崇
(
あが
)
帷子
(
かたびら
)
幽
(
かす
)
得心
(
とくしん
)
憂
(
う
)
手控
(
てびか
)
掲
(
かか
)
描
(
か
)
攣
(
つ
)