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履脱
ふりがな文庫
“履脱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くつぬぎ
80.0%
くつぬ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くつぬぎ
(逆引き)
廊下の突当り、中戸を突きあげると、
履脱
(
くつぬぎ
)
に、庭下駄と、
草履
(
ぞうり
)
とが並んでいた。人々が、庭下駄を履いたので、池上がその上へ足を下ろすと
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
母が
履脱
(
くつぬぎ
)
へ降りて格子戸の
掛金
(
かきがね
)
を外し、ガラリと雨戸を繰ると、
颯
(
さっ
)
と夜風が吹込んで、
雪洞
(
ぼんぼり
)
の火がチラチラと
靡
(
なび
)
く。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
履脱(くつぬぎ)の例文をもっと
(4作品)
見る
くつぬ
(逆引き)
あの古い女の下駄とあの小さい女の子の下駄と——あれは
何時
(
いつ
)
も老人の下駄と
履脱
(
くつぬ
)
ぎの石にあつたものである。
わが散文詩
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
履脱(くつぬ)の例文をもっと
(1作品)
見る
履
常用漢字
中学
部首:⼫
15画
脱
常用漢字
中学
部首:⾁
11画
“履”で始まる語句
履
履物
履行
履歴
履歴書
履音
履仲天皇
履践
履刷毛
履信
“履脱”のふりがなが多い著者
木下杢太郎
二葉亭四迷
作者不詳
直木三十五
芥川竜之介