“履歴書”の読み方と例文
読み方割合
りれきしょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは数日前に出願を締め切った次回の入塾希望者の履歴書りれきしょを整備して朝倉先生に提出し、採否の決定を得た上で、それぞれ本人に通知することであった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
「どうせ経験には乏しいはずです。履歴書りれきしょにもかいときましたが二十三年四ヶ月ですから」
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
働いてこのかにの穴のような小さな家庭をつちかって行きたいと思った。僕は急に、久し振りに履歴書りれきしょをまた書きたくなって、すずり白湯さゆを入れ、桐の窓辺に机を寄せて、いっときタンザしてみた。
魚の序文 (新字新仮名) / 林芙美子(著)