“履仲天皇”の読み方と例文
読み方割合
りちゅうてんのう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちばんのお兄上の伊邪本別皇子いざほわけのおうじは、お父上のきおあとをおつぎになって、同じ難波なにわのお宮で、履仲天皇りちゅうてんのうとしてお位におつきになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
皇子おうじは、ようし、とおっしゃって、履仲天皇りちゅうてんのうの皇子で、ちょうどおいとこにおあたりになる、忍歯王おしはのみことおっしゃるお方とお二人で、すぐに近江おうみへおくだりになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
今から五だいまえ履仲天皇りちゅうてんのうは、ちょうどそのことのしらべと同じように、どこまでもりっぱに天下をお治めになったお方である。その皇子おうじ忍歯王おしはのみことおっしゃる方がいらしった。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)