“御召”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おめし70.6%
おめ17.6%
おぼしめさ5.9%
おんめし5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「大変遅くなりました。さぞ御窮屈でしたろう。あいにく御湯へ這入はいっていたものだから、すぐ御召おめしを持って来る事ができなくって」
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
殿との御覽ごらうじ、早速さつそく伺候しこう過分々々くわぶん/\御召おめしの御用ごよう御用ごようだけ、一寸ちよつと世辭せじくだかれ、てしか/″\の仔細しさいなり。
妙齢 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
先達て逃亡かけおちせし安田佐々木の事ならん然し何樣どのやうなる間違ひ有るも知れずと殊の外大納言殿御苦勞に御召おぼしめされ家老山住河内へ其段おほせられければ山住聞て君少しも尊慮そんりよ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
恐れらるゝにや主人の仰せ殊に御奉書ごほうしよの上は一こくも延引すべからず最初さいしよより某しは此儀に係り此度の御召おんめしも皆々勘解由の所業しわざなれば只今より我一人下向致さん各々は御國許くにもと
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)