“御召馬”の読み方と例文
読み方割合
おめしうま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たださえ宿方しゅくがたでは大根蒔だいこんまきがおそくなると言って一同目を回しているところへ、十頭ばかりの将軍の御召馬おめしうまが役人の付き添いで馬籠に着いた。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
近くに住む馬方の家のばあさんも来て話し込んでいる。この宿場で八つ当たりに当たり散らして行った将軍御召馬おめしうまのうわさはその時になってもまだ尽きなかった。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)