“西窓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいさう50.0%
にしまど50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たま/\相見て西窓せいさうしよくる娯しみを得ることもあつたが、然し其人々は皆白頭にして、わたくしとは職業を異にしてゐた。
来訪者 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
曉さむる西窓せいさう
天地有情 (旧字旧仮名) / 土井晩翠(著)
西にしそらはいま、みどろなぬまのやうに、まつゆふやけにたゞれてゐた。K夫人ふじんつて西窓にしまどのカーテンをいた。
彼女こゝに眠る (旧字旧仮名) / 若杉鳥子(著)
(おや。何かうつつてゐる! うつすり日のさした西窓にしまどの障子に。)
わが散文詩 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)