“朦朧体”の読み方と例文
読み方割合
もうろうたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
... 霊の交換をやって朦朧体もうろうたいで出合って見たりする事はとうてい出来なかった」「御気の毒様で」と寒月君が頭を下げる。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
このうつくしき令嬢と「ウィンブルドン」に行かなかったのは余の幸であるかはた不幸であるか、考うること四十八時間ついに判然しなかった、日本派の俳諧師はいかいしこれを称して朦朧体もうろうたいという
自転車日記 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)