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けむ
ふりがな文庫
“けむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
煙
64.0%
烟
33.9%
燻
0.8%
朦
0.4%
蒸気
0.4%
蒸氣
0.4%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
煙
(逆引き)
わたしは、この間の言い合い以来、この男がいささか
煙
(
けむ
)
たくなったと同時に、しん底から彼に
惹
(
ひ
)
きつけられるような気持もしていた。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
けむ(煙)の例文をもっと
(50作品+)
見る
烟
(逆引き)
波は
漾々
(
ようよう
)
として遠く
烟
(
けむ
)
り、月は
朧
(
おぼろ
)
に一湾の
真砂
(
まさご
)
を照して、空も
汀
(
みぎは
)
も
淡白
(
うすじろ
)
き中に、立尽せる二人の姿は墨の
滴
(
したた
)
りたるやうの影を作れり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
けむ(烟)の例文をもっと
(50作品+)
見る
燻
(逆引き)
山岸は力のつよい小波のように動きはじめた雰囲気を強いて無視し、わざとらしく
燻
(
けむ
)
たそうに眉根を
顰
(
しか
)
めて丸っこい手ですったマッチから煙草に火をつけている。
乳房
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
けむ(燻)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
朦
(逆引き)
過了
(
す
)
ギテ残雨
朦
(
けむ
)
リ/江上九月尚風多シ/縄枢我ハ擬ス今ノ原子ニ/屋漏誰カ思ハン古ノ魯公ヲ/暮歳期有リテ床下ニ蟋アリ/故人
信
(
たより
)
無シ水辺ノ鴻/一家
渾
(
す
)
ベテ
抱
(
いだ
)
ク悲秋ノ感/貧病相依ル風雨ノ
中
(
うち
)
〕
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
けむ(朦)の例文をもっと
(1作品)
見る
蒸気
(逆引き)
赤飯
(
おこは
)
、
嬉
(
うれ
)
しいな、
実
(
じつ
)
ア
今日
(
けふ
)
なんだ、
山下
(
やました
)
を
通
(
とほ
)
つた時、ぽツ/\と
蒸気
(
けむ
)
が
立
(
た
)
つてたから
喰
(
く
)
ひてえと思つたんだが、さうか、
其奴
(
そいつ
)
ア
有難
(
ありがて
)
えな、
直
(
すぐ
)
に
喰
(
く
)
はう。
八百屋
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
けむ(蒸気)の例文をもっと
(1作品)
見る
蒸氣
(逆引き)
そこで
女中
(
ぢよちう
)
をして
近所
(
きんじよ
)
で
燒芋
(
やきいも
)
を
買
(
か
)
はせ、
堆
(
うづたか
)
く
盆
(
ぼん
)
に
載
(
の
)
せて、
傍
(
かたはら
)
へあの
名筆
(
めいひつ
)
を
以
(
もつ
)
て、
曰
(
いは
)
く「
御浮氣
(
おんうはき
)
どめ」プンと
香
(
にほ
)
つて、
三筋
(
みすぢ
)
ばかり
蒸氣
(
けむ
)
の
立
(
た
)
つ
處
(
ところ
)
を、あちら
樣
(
さま
)
から、おつかひもの、と
持
(
も
)
つて
出
(
で
)
た。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
けむ(蒸氣)の例文をもっと
(1作品)
見る
“けむ”の意味
《名詞》
けむ【煙、烟】
けむり。けぶ。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
けぶ
いきれ
えん
ゆげ
けふ
けふり
けぶり
けむり
くすぶ
いぶ