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『暮れ方の窓』
ふりがな文庫
『
暮れ方の窓
(
くれがたのまど
)
』
常に夢見る女のすがた! 夕暮れ方、 しめやかな窓にしのんで来る。 なつかしい想ひは浪のやう…………。 みつむれば、朦ろにかすみ、 ちかよれば、闇のなかにとろけて、 果ては見えなくなる。 物消えし後悲しいことよ! どこかにすゝり泣きが消えた。 …
著者
漢那浪笛
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「沖縄毎日新聞」1911(明治44)年6月12日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
女
(
ひと
)
朦
(
おぼ
)
後
(
あと
)
鬢
(
びん
)