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粘着
ふりがな文庫
“粘着”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くっつ
40.0%
ねば
20.0%
ねんちゃく
10.0%
ねばり
10.0%
へばりつ
10.0%
パアシスト
10.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くっつ
(逆引き)
運転手ははずしたタイヤをガバガバガバと地上にひっ転がすと、今度のまた破損の箇処にゴムの継ぎを当て当て、アラビヤ
護謨
(
ゴム
)
で
粘着
(
くっつ
)
けると、トントンと叩いて見た。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
粘着(くっつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
ねば
(逆引き)
しかし、誰しもの額や
顳顬
(
こめかみ
)
には、痛ましい憔悴の跡が
粘着
(
ねば
)
りついていて、着衣にも労苦の
皺
(
しわ
)
がたたまれ、風がその一団を吹き過ぎると、唇に
追放者
(
エミグレ
)
らしい悲痛なはためきが残るのだった。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
粘着(ねば)の例文をもっと
(2作品)
見る
ねんちゃく
(逆引き)
そして他の花へ飛びあるいた時、その
着
(
つ
)
けて来た花粉を
粘着
(
ねんちゃく
)
する
雌蕊
(
しずい
)
の
柱頭
(
ちゅうとう
)
へ、知らず知らず
着
(
つ
)
けるのである。すなわち蝶と花とが、利益の
交換
(
こうかん
)
をやっているわけだ。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
粘着(ねんちゃく)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ねばり
(逆引き)
葛湯
(
くずゆ
)
を練るとき、最初のうちは、さらさらして、
箸
(
はし
)
に
手応
(
てごたえ
)
がないものだ。そこを
辛抱
(
しんぼう
)
すると、ようやく
粘着
(
ねばり
)
が出て、
攪
(
か
)
き
淆
(
ま
)
ぜる手が少し重くなる。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
粘着(ねばり)の例文をもっと
(1作品)
見る
へばりつ
(逆引き)
警官もそれに気づいて、懐中電燈を近づけて調べて見ると、茶色の壁からにじみ出した様に、赤黒い色彩で、足の多い一箇の怪物が、そこに
粘着
(
へばりつ
)
いていた。
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
粘着(へばりつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
パアシスト
(逆引き)
私はじぶんが単なる即席の思いつきでこの個人的な会話を切り出したのではないという立場を守護するために、すこしばかり顔を赤くして
粘着
(
パアシスト
)
した。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
粘着(パアシスト)の例文をもっと
(1作品)
見る
粘
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“粘着”で始まる語句
粘着力
粘着性
粘着気
粘着材料
検索の候補
粘着力
粘着性
粘着気
粘着材料
“粘着”のふりがなが多い著者
村井弦斎
牧野富太郎
谷譲次
小栗虫太郎
内田魯庵
佐々木邦
北原白秋
江戸川乱歩
夏目漱石