“へばりつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
粘着50.0%
黏着50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
警官もそれに気づいて、懐中電燈を近づけて調べて見ると、茶色の壁からにじみ出した様に、赤黒い色彩で、足の多い一箇の怪物が、そこに粘着へばりついていた。
妖虫 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
大島紬の紳士は黏着へばりついたるやうにもたれたりし身をにはかに起して
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)