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ねばり
ふりがな文庫
“ねばり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
粘
33.3%
粘着
16.7%
粘着力
16.7%
粘着性
16.7%
粘糊
16.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
粘
(逆引き)
但しその親切は初から少し
粘
(
ねばり
)
があるように感じて、嫌であったが、年長者に礼を欠いではならないと思うので、忍んで交際していたのである。そのうちに手を握る。
頬摩
(
ほおずり
)
をする。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ねばり(粘)の例文をもっと
(2作品)
見る
粘着
(逆引き)
葛湯
(
くずゆ
)
を練るとき、最初のうちは、さらさらして、
箸
(
はし
)
に
手応
(
てごたえ
)
がないものだ。そこを
辛抱
(
しんぼう
)
すると、ようやく
粘着
(
ねばり
)
が出て、
攪
(
か
)
き
淆
(
ま
)
ぜる手が少し重くなる。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ねばり(粘着)の例文をもっと
(1作品)
見る
粘着力
(逆引き)
そうするとメリケン粉の
粘着力
(
ねばり
)
が出てお菓子が重くなります。つまりカステラを拵えるのと同じ事です。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
ねばり(粘着力)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
粘着性
(逆引き)
ホンのザッと混ぜないと粉の
粘着性
(
ねばり
)
が出て重くなります。その次にまた前に残してある玉子の白身をよくよく泡立てて少しずつ幾度にもメリケン粉をバラバラと振かけながらその中へ混ぜます。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
ねばり(粘着性)の例文をもっと
(1作品)
見る
粘糊
(逆引き)
這
(
は
)
ふ時の
脚
(
あし
)
には、一種の
粘糊
(
ねばり
)
が有るから、
気
(
け
)
だるいのを
推
(
お
)
して
払
(
はた
)
くは
可
(
い
)
いが、悪く
掌
(
てのひら
)
にでも
潰
(
つぶ
)
れたら
何
(
ど
)
うせう。
蠅を憎む記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ねばり(粘糊)の例文をもっと
(1作品)
見る
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