“ひね”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヒネ
語句割合
84.3%
6.3%
2.7%
2.7%
1.1%
0.9%
0.4%
0.4%
古葉0.2%
干稻0.2%
0.2%
斐泥0.2%
0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くる拍子に簪を海へ落してしまった。蒔蔵はその時たいして惜しいとも思わなかった。まわりの景色だけに何故かよく気がついた。
百喩経 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
ただ秘密あれば従って符牒あり。彼とこれとは背と腹のごとし。両々相待ちて(彼の件)という物体となる。(なぞとる奴さ)
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それをフアウヌスは傍の柱に寄り掛かつて、非常に落ち着いた態度で、右から左へと見比べて、少し伸びた髭をつてゐる。
クサンチス (新字旧仮名) / アルベール・サマン(著)
まつた一は、それこそ滑稽觀物でした——諸羽泥塗れに、動物毛皮毛皮膠着かんばかりに全濡になり、がたら/\ちるのでつて
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
晩十時頃まで、色々人骨をくって、一人で熱心に解剖学の研究をしていたが、最早夜もけたので、家へ帰ろうと思ってその室へ錠を下ろして、二階から下りて来ると
死体室 (新字新仮名) / 岩村透(著)
『菩提場経』に馬頭尊の鼻を猿猴のごとく作る。猴がぐと馬用心して気が張る故健やかだと聞いたが、馬の毛中の寄生虫をる等の益もあらんか。
くれた先入観があっては、私はこの故人を、こう彷彿と思い浮べることは出来なかったであろう。
樋口一葉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
の争いだの、意地わるい嫉視だのがあって、日蔭で冷ややかにくれた眼と眼が、絶えず、行儀作法の正しいなかで、根強いいと闘いを交わしているのが、ほとんど
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
細かくってすみませんが、秦野古葉を二十年員の並物を二十匁、甘いところで水府もの少々と蒔田物をまぜて三十匁ばかり。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「秦野の古葉は小出しがしてなくてお生憎様ですが、薩摩じゃ如何でございましょう」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
假令せさせないまでもしてくことをしない茄子干稻びてそれで處々つてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
小間使いに肩らして
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
すなはちその國に留まりて、多遲摩の俣尾が女、名は前津見ひて生める子、多遲摩母呂須玖。これが子多遲摩斐泥。これが子多遲摩比那良岐
……そいつを僕の枕元の鎮静剤の中に、すこしり込んでいるんです。そうして誰にもわからないように、僕の生命を取ろうとしているのです……僕は時々頭から蒲団がありますからね。
狂人は笑う (新字新仮名) / 夢野久作(著)