“ヒネ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ひね
語句割合
50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
途すがらおヒネり銭を揺りこぼして行き、此を見物群衆の拾ふに任せる花籠と言ふものも、やはり此系統に属する物ではないかと思ふ。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ヒネタル栗ヲ用ヰ殻ヲ連ネテ晒乾シ稍皺バミタル時臼ニキテ殻及シブ皮ヲ去レバ則チ内黄白色ニシテ堅ク味甜ク美ナリ或ハ熱湯ニ浸シ及ビ灰ニ煨シテ軟キヲ待テ食フモ亦佳シ或ハ食フ時一二顆ヲ用テ掌ニ握リ稍温ムレバ則チ柔ク乾果ノ珍物ト為ス也以テ嘉祝ノ果ト為スハ蓋シ勝軍利カチクリノ義ニ取リ武家特ニ之レヲ
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)