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淆
ふりがな文庫
“淆”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ま
50.0%
まじ
25.0%
みだ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ま
(逆引き)
葛湯
(
くずゆ
)
を練るとき、最初のうちは、さらさらして、
箸
(
はし
)
に
手応
(
てごたえ
)
がないものだ。そこを
辛抱
(
しんぼう
)
すると、ようやく
粘着
(
ねばり
)
が出て、
攪
(
か
)
き
淆
(
ま
)
ぜる手が少し重くなる。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
淆(ま)の例文をもっと
(2作品)
見る
まじ
(逆引き)
朝鮮半島に於ける国を
内屯倉
(
ウチツミヤケ
)
と称したのも、実は、蕃国使に宣せられる詔旨に、其大国を、日本の内なる
屯倉
(
ミヤケ
)
同格に、取扱ふといふ意味の発想法が、
淆
(
まじ
)
つてゐたからの事と信じてゐる。
高御座
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
淆(まじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
みだ
(逆引き)
女は愈〻女くさく、男は愈〻男臭くなる。
狐臭
(
わきが
)
のある女や男やは、愈〻其の奇臭を發揮して空氣の純潔を
淆
(
みだ
)
す。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
淆(みだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
淆
漢検1級
部首:⽔
11画
“淆”を含む語句
混淆
玉石混淆
神仏混淆
和洋混淆
混淆式
混淆物
雅俗混淆
“淆”のふりがなが多い著者
幸田露伴
夏目漱石
折口信夫