“粘着性”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねばりけ66.7%
ねばり33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第十三 セーゴのマッシ セーゴとは西崑米さいごんまいといって我邦の道明寺糒どうみょうじほしいに似た小さいまるい粒で、煮ると粘着性ねばりけのない葛のようになります。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
白粥は水分ばかり多くって滋養分がすくないのみならずその粘着性ねばりけが胃の粘膜を刺撃しますから胃の悪い病人にはくいけません。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
ホンのザッと混ぜないと粉の粘着性ねばりが出て重くなります。その次にまた前に残してある玉子の白身をよくよく泡立てて少しずつ幾度にもメリケン粉をバラバラと振かけながらその中へ混ぜます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)