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粘着
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ねば
ふりがな文庫
“
粘着
(
ねば
)” の例文
しかし、誰しもの額や
顳顬
(
こめかみ
)
には、痛ましい憔悴の跡が
粘着
(
ねば
)
りついていて、着衣にも労苦の
皺
(
しわ
)
がたたまれ、風がその一団を吹き過ぎると、唇に
追放者
(
エミグレ
)
らしい悲痛なはためきが残るのだった。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
外国米の御飯ならば
直
(
す
)
ぐ
裏漉
(
うらごし
)
に掛けられますが日本米の御飯は
一旦
(
いったん
)
煮るとか
擂
(
す
)
るとかしないと
粘着
(
ねば
)
り
付
(
つ
)
いて裏漉しに骨が折れます。ジャガ芋なんぞでも日本のは大層粘着力が強いようです。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
粘
常用漢字
中学
部首:⽶
11画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“粘着”で始まる語句
粘着力
粘着性
粘着気
粘着材料