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ねばねば
ふりがな文庫
“ねばねば”の漢字の書き方と例文
語句
割合
粘々
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
粘々
(逆引き)
そのきれいな貝殻は、見すぼらしい
粘々
(
ねばねば
)
した動物の家だ。お伽話の中の妖精も、こんなにきれいなものは持つてゐない。まあ、なんてきれいなものだらう!
科学の不思議
(新字旧仮名)
/
ジャン・アンリ・ファーブル
(著)
三日、四日と少しは慣れたものの、腹に一物も無くなつては、「考へて見れば
目的
(
めあて
)
の無い旅だ!」と言つた様な、
朦乎
(
ぼんやり
)
した
悲哀
(
かなしみ
)
が、
粘々
(
ねばねば
)
した唾と共に湧いた。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
粘々
(
ねばねば
)
として、弾力を持った、暖かい彼女の舌が、さぞ醜くいであろう傷の上を、引ずるように、過ぎる度に、黒吉の昂ぶった神経は、ズーン、ズーンと半身を駈下って、足元に衝突した。
夢鬼
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
ねばねば(粘々)の例文をもっと
(12作品)
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