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こまめ
ふりがな文庫
“こまめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
小老実
33.3%
格目
16.7%
小忠実
16.7%
小豆
16.7%
綿密
16.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小老実
(逆引き)
「これ、
小児
(
こども
)
ばっかり使わないで、ちっと立って食うものの心配でもしろ。
民
(
たみ
)
はどうした、あれは
可
(
い
)
い。
小老実
(
こまめ
)
に働くから。今に帰ったら是非酌をさせよう。あの、
愛嬌
(
あいきょう
)
のある処で。」
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
こまめ(小老実)の例文をもっと
(2作品)
見る
格目
(逆引き)
双六巌
(
すごろくいは
)
の、
其
(
そ
)
の
虹
(
にじ
)
の
如
(
ごと
)
き
格目
(
こまめ
)
は、
美女
(
たをやめ
)
の
帯
(
おび
)
のあたりをスーツと
引
(
ひ
)
いて、
其処
(
そこ
)
へも
紫
(
むらさき
)
が
射
(
さ
)
し、
黄
(
き
)
が
映
(
うつ
)
る……
雲
(
くも
)
は、
霞
(
かすみ
)
は、
陽炎
(
かげらふ
)
は、
遠近
(
をちこち
)
に
尽
(
こと/″\
)
く
此
(
こ
)
の
美女
(
たをやめ
)
を
形
(
かたち
)
づくるために、
濃
(
こ
)
くも
薄
(
うす
)
くも
懸
(
かゝ
)
るらし。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
美女
(
たをやめ
)
の
風采
(
ありさま
)
は、
紫
(
むらさき
)
の
格目
(
こまめ
)
の
上
(
うへ
)
に、
虹
(
にじ
)
を
枕
(
まくら
)
した
風情
(
ふぜい
)
である。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
こまめ(格目)の例文をもっと
(1作品)
見る
小忠実
(逆引き)
しかし、馬春堂なるもの安んじて可なりであります、お蝶はこの家の世話女房になりすまして、
小忠実
(
こまめ
)
に勝手で働いている。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こまめ(小忠実)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
小豆
(逆引き)
が、魚芳は相変らず元気で
小豆
(
こまめ
)
に立働いた。妻が私の着古しのシャツなどを与えると、大喜びで彼はそんなものも早速身に着けるのであった。
翳
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
こまめ(小豆)の例文をもっと
(1作品)
見る
綿密
(逆引き)
主人の政治学者は事によつたらあの通り
綿密
(
こまめ
)
な内田氏の事だ、案内書の本文にどこか間違でも
発見
(
めつ
)
けて、それをわざ/\気をつけに来たのではあるまいかと思つた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
こまめ(綿密)の例文をもっと
(1作品)
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