“こまめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小老実40.0%
小忠実20.0%
格目20.0%
綿密20.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
貴女方あなたがた御庇おかげです……敬意を表して、よく小老実こまめに働きますよ。」と民弥が婦人だちを見向いて云う。と二人が一所に、言合わせたように美しく莞爾にっこりして、
吉原新話 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「これ、小児こどもばっかり使わないで、ちっと立って食うものの心配でもしろ。たみはどうした、あれはい。小老実こまめに働くから。今に帰ったら是非酌をさせよう。あの、愛嬌あいきょうのある処で。」
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と彼はムックリ起きに、何より先に家の中を見廻しました。しかし、馬春堂なるもの安んじて可なりであります、お蝶はこの家の世話女房になりすまして、小忠実こまめに勝手で働いている。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
双六巌すごろくいはの、にじごと格目こまめは、美女たをやめおびのあたりをスーツといて
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
美女たをやめ風采ありさまは、むらさき格目こまめうへに、にじまくらした風情ふぜいである。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
主人の政治学者は事によつたらあの通り綿密こまめな内田氏の事だ、案内書の本文にどこか間違でも発見めつけて、それをわざ/\気をつけに来たのではあるまいかと思つた。