“ささげ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大角豆41.7%
豇豆16.7%
佐佐宜8.3%
十六角豆8.3%
小豆8.3%
8.3%
角豆8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或いは大角豆ささげだけは勝手に畠に入ることを許していたという土地があるのも、私には意味のあることに思われる。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
豇豆ささげ 一二・〇五 二二・五八 一・七八 五二・二八 六・九二 四・三六
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
また息長おきなが眞手まての王が女、麻組をくみの郎女に娶ひて、生みませる御子、佐佐宜ささげの郎女一柱。
三角形にうねをなした、十六角豆ささげの手も高く、長い長いさやが千筋に垂れさがっている。
紅黄録 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
右手はただもウ田畑ばかり,こッちの方には小豆ささげの葉の青い間から白い花が、ちらちら人を招いていると,あちらには麦畑の蒼海そうかいが風に波立ッているところで
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)
翌日は伊木力で野外に祭壇を設けてミサ聖祭をささげて、大村に乗込んで、棄教した領主に再び改宗をすゝめる書翰を捧げて、捕はれた。