呪詛のろし)” の例文
玉虫 呪詛のろしのしるしあらわれて、ここにふたつの生贄いけにえをならべた。源氏の運も長からず、一代…二代……。(指折りかぞえて。)おそくも三代の末までには……。かならず根絶やしにして見しょうぞ。
平家蟹 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)