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『病室の花』
ふりがな文庫
『
病室の花
(
びょうしつのはな
)
』
発病する四五日前、三越へ行ったついでに、ベコニアの小さい鉢を一つ買って来た。書斎の机の上へ書架と並べて置いて、毎夜電燈の光でながめながら、暇があったらこれも一つ写生しておきたいと思っていたが、つい果たさずに入院するようになった。 入院の日に …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「アララギ」1920(大正9)年5月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
菫
(
ファイルヘン
)
理論
(
セオリー
)
臥
(
ね
)
蘭
(
らん
)
確率
(
プロバビリティ
)
簇生
(
ぞくせい
)
紗
(
しゃ
)
肥
(
ふと
)
花瓶
(
かびん
)
花鉢
(
はなばち
)
真鍮
(
しんちゅう
)
蟹
(
かに
)
謙遜
(
けんそん
)
貼
(
は
)
赭
(
あか
)
金盥
(
かなだらい
)
鉢
(
はち
)
陰鬱
(
いんうつ
)
雪子
(
ゆきこ
)
鳶色
(
とびいろ
)
戸棚
(
とだな
)
丸善
(
まるぜん
)
凹凸
(
おうとつ
)
塊
(
かたまり
)
大曲
(
おおまがり
)
宅
(
うち
)
室
(
へや
)
弟子
(
でし
)
慰藉
(
いしゃ
)
三越
(
みつこし
)
扮
(
ふん
)
杉箸
(
すぎばし
)
枕
(
まくら
)
椰子
(
やし
)
水苔
(
みずごけ
)
沈鬱
(
ちんうつ
)
甥
(
おい
)
痙攣
(
けいれん
)