トップ
>
銅壷
>
どうこ
ふりがな文庫
“
銅壷
(
どうこ
)” の例文
「いや。火鉢のところに坐っていて、『お祖父さん、この鉄瓶がお父さんなら、この
銅壷
(
どうこ
)
はお母さんね。二つで夫婦のようね』と言ったのさ。俺は
悉皆
(
すっかり
)
感心してしまった」
親鳥子鳥
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
銅壷
(
どうこ
)
はまたかならず毎日清潔によく洗い、火鉢におかゆなどがかけてあるために、鉄びんの冷えているときは、いつでも銅壷のお湯で、お茶などの間に合うように、銅壷のお湯をとったら
女中訓
(新字新仮名)
/
羽仁もと子
(著)
“銅壷”の解説
銅壷(どうこ)とは、火鉢の中に置き、湯を沸かし燗酒をつくる民具である。炭から熱を受ける部分と湯を貯め徳利を浸ける部分に分かれ、2本のパイプで繋がれており、その構造はバランス釜と浴槽に似る。素材は、熱伝導性が高い純銅を使用する。古来「銅壷の水は腐らない」と言われるが、これは銅イオンの殺菌作用によるものである。
(出典:Wikipedia)
銅
常用漢字
小5
部首:⾦
14画
壷
漢検準1級
部首:⼠
11画
“銅”で始まる語句
銅
銅鑼
銅壺
銅貨
銅色
銅像
銅羅
銅鈴
銅雀台
銅板