“だらい”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが火曜日の朝ならばごしごしと洗濯だらいでアンナ・リヴォーヴナの下着をもむのであった。
赤い貨車 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
葛籠つづらの類、古めかしい陶器類、それらに混って、異様に目をきますのは、鉄漿おはぐろの道具だという、巨大なおわんの様な塗物ぬりもの、塗りだらい、それには皆、年数がたって赤くなってはいますけれど
人でなしの恋 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
おおきな洗濯だらいが転がっておりましたわ。
わか紫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)