“たらい”の漢字の書き方と例文
語句割合
盥100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうじゃ。早乙女主水之介、死にとうないからのう、上様、おじきじきのお裁きとは願うてもないことじゃ。早う盥(たらい)の用意せい」
お銀様は盥(たらい)に向って何かの洗濯をしているところであります。さきほどから神尾が、再三言葉をかけたのが聞えないはずはありません。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
多津吉は、盥(たらい)のごとき鉄鉢を片手に、片手を雲に印象(いんぞう)した、銅像の大きな顔の、でっぷりした頤(あご)の真下(まっした)に、屹(きっ)と瞳を昂(あ)げて言った。