“真下”のいろいろな読み方と例文
旧字:眞下
読み方割合
ました73.7%
まっした15.8%
ましもの5.3%
まっさが5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小鳥ことりは、たかそらからりようとして、びっくりしました。なぜなら、真下ましたには、ものすごい、大海原おおうなばらがあったからです。
小さな金色の翼 (新字新仮名) / 小川未明(著)
多津吉は、たらいのごとき鉄鉢を片手に、片手を雲に印象いんぞうした、銅像の大きな顔の、でっぷりしたあご真下まっしたに、きっと瞳をげて言った。
俣野五郎景久またののごろうかげひさ長井斎藤ながいのさいとう別当実盛さねもり伊藤いとうの九郎助氏すけうじ浮巣うきすの三郎重親、真下ましもの四郎重直しげなおらは、そのまま京へ逃げのぼって、平家の侍となっていたが、戦のない時は、それぞれの家に寄り集まっては
目の前に、白いものと思ったっけ、山門を真下まっさがりに、あいがかった浴衣に、昼夜帯の婦人が
縷紅新草 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)