“足盥”の読み方と例文
読み方割合
あしだらい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主翁ていしゅじょちゅうが出て来てこのわかい旅人を愛想よく迎えた。婢は裏山から引いたかけいの水を汲んで来てそれを足盥あしだらいに入れ、旅人の草鞋擦のした蒼白い足を洗ってやった。
立山の亡者宿 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
町はすぐに足盥あしだらいを運んで来た。
松林蝙也 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)