“御機”の読み方と例文
読み方割合
おはた100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
娘はかゝるやうを見てこはなに事ぞといふ。母はうれしくしか/\のよしいひければ、むすめは御機(おはた)によりしとは覚(おぼ)えしがのちはしらずといふ。
そのまゝ御機(おはた)によりて織(おら)んとしけるに、倏急(たちまち)仰向(あふむき)に倒(たふ)れ落(おち)、血(ち)を吐(はき)て絶入(たえいり)けり。
その中央(ちゆうあう)に機(はた)を建(たつ)る、是(これ)を御機屋(おはたや)と唱(とな)へて神(かみ)の在(います)がごとく畏尊(おそれうやま)ひ、織人(おりて)の外(ほか)他人を入れず、織女(おるをんな)は別火(べつくわ)を食(しよく)し、御機(おはた)にかゝる時は衣服をあらため、塩垢離(しほこり)をとり、盥(てあらひ)漱(くちそゝ)ぎこと/″\く身(み)を清(きよ)む