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井戸側
ふりがな文庫
“井戸側”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いどがわ
50.0%
いどばた
25.0%
いどわき
12.5%
ゐどばた
12.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いどがわ
(逆引き)
丁度四歳の初冬の或る
夕方
(
ゆうかた
)
、私は松や
蘇鉄
(
そてつ
)
や
芭蕉
(
ばしょう
)
なぞに其の年の霜よけを
為
(
な
)
し終えた植木屋の
安
(
やす
)
が、一面に白く乾いた
茸
(
きのこ
)
の
黴
(
か
)
び着いている
井戸側
(
いどがわ
)
を
取破
(
とりこわ
)
しているのを見た。
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
井戸側(いどがわ)の例文をもっと
(4作品)
見る
いどばた
(逆引き)
「いくらきちがいだってお前、この寒いのに
井戸側
(
いどばた
)
へ、水をかけて置きっ放しにしたんじゃ
凍
(
こご
)
え死んでしまうじゃねえか」
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
井戸側(いどばた)の例文をもっと
(2作品)
見る
いどわき
(逆引き)
お角は金助と入違いにこの部屋を
外
(
はず
)
して、土産物らしい風呂敷包を抱えて、廊下を歩いて縁側から庭下駄を
穿
(
は
)
いてカラカラと庭を廻って、
井戸側
(
いどわき
)
から土蔵の方へと行きます。
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
井戸側(いどわき)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ゐどばた
(逆引き)
二人はそれから
田圃
(
たんぼ
)
の中にある百姓家を訪れた。百姓家では薄汚い
女房
(
かみ
)
さんが、
裸足
(
はだし
)
のまゝ
井戸側
(
ゐどばた
)
で
釣瓶
(
つるべ
)
から口移しにがぶがぶ水を飲んでゐた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
井戸側(ゐどばた)の例文をもっと
(1作品)
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井
常用漢字
小4
部首:⼆
4画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
側
常用漢字
小4
部首:⼈
11画
“井戸”で始まる語句
井戸
井戸端
井戸辺
井戸傍
井戸掘
井戸川
井戸新
井戸水
井戸桁
井戸流
検索の候補
井戸
井戸端
亀井戸
空井戸
釣瓶井戸
古井戸
内井戸
井戸傍
掘井戸
井戸掘
“井戸側”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
中里介山
薄田泣菫
楠山正雄
永井荷風
泉鏡花