“いどばた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
井戸端78.9%
井戸辺7.9%
井戸傍7.9%
井戸側5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちじくの葉かげから見えたのは、しごき一つのだらしない寝巻き姿が、楊枝ようじをくわえて、井戸端いどばたからこちらを見て笑っている。
耽溺 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)
そして、朝になって起きようとしたところが、体の工合ぐあいがへんですぐには起きられなかった。しかし、十時から試験があるので努めて起きて、井戸辺いどばたへ顔を洗いに往った。
雀が森の怪異 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
それからまた庭に這入はいって、餅搗もちつき用のきねを撫でてみた。が、またぶらぶら流し元まで戻って来るとまないたを裏返してみたが急に彼は井戸傍いどばた釣瓶つるべの下へした。
笑われた子 (新字新仮名) / 横光利一(著)
七時起床きしょう。戸を開けば、霜如雪しもゆきのごとし。裏の井戸側いどばたに行って、素裸すっぱだかになり、釣瓶つるべで三ばい頭から水を浴びる。不精者ぶしょうものくせで、毎日の冷水浴をせぬかわり、一年分を元朝がんちょうまそうと謂うのである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)