“こはれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
破片50.0%
壞片50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その破片こはれが引力によつて中心に吸集されると、ひとつ道がかなた至上高點に卷込まれて消失せる處は、稻魂の光明に包まれた「三角」である。
さしあげた腕 (旧字旧仮名) / レミ・ドゥ・グルモン(著)
跪いてゐる民衆は、今この神々しい光景けしきをみて、愛と恩謝とで身を顫はした。恭敬は衆人の胸中にひれ伏し、謙遜は、其體内で、生の破片こはれの中、扁石ひらいしの上に身を臥せる。
さしあげた腕 (旧字旧仮名) / レミ・ドゥ・グルモン(著)
壞片こはれを手に拾ひて
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)