“士馬精鋭”の読み方と例文
読み方割合
しばせいえい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
公称一万五千という士馬精鋭しばせいえいが、陣鼓じんこを打ち鳴らし、旗幟きしをひらめかせ、燦々さんさんと国境の彼方かなたへさして流れてゆくのを見た甲府の人々の眼には、依然として
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
武田譜代の士馬精鋭しばせいえい、なお数万騎ありましょうと、すでに信玄という支柱を欠き、内に和なく、各〻、誇って譲るなく、しかもその人、その地の利には、文化に遠く、武器も戦法も
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)