“むがしこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
昔噺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わらわ、めいめいの家さかえり、めいめいさまのこたつこさもぐり込んだずおん。いつもの晩げのごと、おなじ昔噺むがしこをし、聞くのだずおん。
雀こ (新字新仮名) / 太宰治(著)
くらの石段の下でごはんを食べるのが一ばん好きで、たけに昔噺むがしこ語らせて、たけの顔をとつくと見ながら一匙づつ養はせて、手かずもかかつたが、ごくてなう、それがこんなにおとなになつて
津軽 (新字旧仮名) / 太宰治(著)
長え長え昔噺むがしこ、知らへがな。
雀こ (新字新仮名) / 太宰治(著)
長え長え昔噺むがしこ、知らへがな。
雀こ (新字新仮名) / 太宰治(著)